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グラニットベルト発酵紀行

09CHAPTER 9 / 28

収穫と醸造

葡萄畑と醸造所の見学

今日は待ちに待った葡萄畑と醸造所の見学。

まずはマーティンが葡萄畑を案内してくれました。

一面に広がる背の低い葡萄の木々。

ちょうど収穫前の、たわわに実った葡萄がたくさん!

食べてみて。

手渡された葡萄を一口。

ここで驚いたのは、葡萄の『甘さ』。

ワイン用葡萄って、もっと酸っぱくて渋いのかなと思っていました。

口に含んだ瞬間に弾ける果汁は、食用葡萄に負けないくらい甘くて濃厚。

でも彼らが収穫のGOサインを出すのは糖度計の数字だけじゃありません。

酸度、タンニン、種の色など、様々なハードルをクリアしなければならない。

『あと数日、この太陽が必要なんだ。』

その数日の見極めが、ボトルの中の魔法に変わる。

今回、収穫体験が出来なかったのは正直悔しいけれど、その『ギリギリの妥協のなさ』を目の当たりに出来たのは、かえって贅沢な経験だったのかもしれません。

醸造所に移動しました。

たくさんの木樽が並んでいて、あの『WYP』の文字も!

漏らしちゃうくらい美味しくなる予定のワインがその木樽の中に、、、。

そしてピーターが、バトナージュ(澱をかき混ぜる作業のこと)を、ちゃめっけたっぷりで実演してくれました。

職人の確かな目と、この陽気な遊び心。

そんな彼らの人柄が、ridgemill のワインをあんなに陽気で奥深い味にしているのかもしれません。

文・写真:@shishidon_wine(醸し塾 伝道師)

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