Connecting Australian Wine Producers with Japan

ONLINE SHOP 11月11日頃 販売開始
グラニットベルト発酵紀行

06CHAPTER 6 / 28

Stanthorpe Honey

Stanthorpe Honey

ブリスベンから車で約4時間。

雄大な景色を眺めながら、グラニットベルトへ向かいました。

途中、グレートディバイディング山脈を越えていきます。

この地域は標高700〜1000m。

昼夜の寒暖差が大きい土地です。

日中、植物は豊かな太陽の光を浴びて養分を蓄え、夜の冷え込みがその養分を逃さず閉じ込める。

そんな環境で育つワイルドフラワーから生まれるのが

Stanthorpe Honey です。

蜂蜜を作っているのはニュージーランド出身のニックとジョリーン夫妻。

ジョリーンは国立公園などの自然環境を守るパークレンジャーでもあります。

訪れたとき、最初に出迎えてくれたのは

人懐っこくてとても可愛いワンちゃんでした。

ジョリーンが研究の一環として自宅の庭に植え続けてきたワイルドフラワーは、20年の歳月をかけて、まるで小さな国立公園のような庭へと育っていました。

オーストラリアには、Melaleuca (マラルーカ)と呼ばれるフトモモ科の木が約2000種類もあるそうです。

ニュージーランドのマヌカと似た仲間の植物で、この花から採れる蜂蜜は、古くからこの土地で親しまれてきました。

彼らの蜂蜜は、非加熱のローハニー。

1匹の蜂が一生かけて作れる蜂蜜は、ティースプーン1杯にも満たないそうです。

巣から取り出したばかりのハニーコムを、チーズと一緒にクラッカーにのせて試食。

濃厚で香り高く、どこか懐かしさを感じる甘さでした。

自然と共に生き、丁寧につくられる蜂蜜。

忘れられない味です。

この旅は、まだまだ続きます。

次はグラニットベルトのワイナリーへ。

文・写真:@shishidon_wine(醸し塾 伝道師)

発酵紀行 全章一覧に戻る → ツーリズムページへ →