BallandeanのBent Road Winery。Glen RobertとRobert Richterの2人は、ジョージアの伝統的な醸造容器Qvevriと、大きな投資を行った現代の醸造設備を組み合わせ、他では真似のできないワインを造っています。その象徴がLa Petite Mortです。
誰が、どんな考えでワインを造っているのか
Granite Beltを語るとき、私たちは「誰が、どんな考えでワインを造っているのか」に注目したいと思っています。今回紹介するのは、BallandeanのBent Road Winery。Glen RobertとRobert Richterの2人がこの土地を手に入れ、Granite Beltでワイン造りを始めてから、Bent Roadは独自の道を歩み続けています。

古代の伝統と、最先端の設備
Bent Roadを訪れて特に印象的なのは、古代の伝統と最先端の設備が、同じ場所に存在していることです。何千年もの歴史を持つジョージアの伝統的な醸造容器、Qvevri。そして、現代のワイン造りのために大きな投資を行った醸造設備。
一見すると正反対に見える二つの世界を組み合わせながら、彼らは他では簡単に真似することのできないワインを生み出しています。

La Petite Mort
その象徴が、La Petite Mortです。Bent Road自身がこのブランドを “unusual, confronting and a little left of the middle” と表現するように、ここには「普通のワインを造る」という発想がありません。
小規模な実験を繰り返し、必要であれば大胆に試す。Qvevri、長期間のスキンコンタクト、最小限の介入、無濾過・無清澄。たとえばSaperavi Qvevriでは、全房の果実を土器で発酵させ、183日間も果皮・種子と接触させています。

「自分たちは何を造りたいのか」
Bent Roadのワイン造りを見ていると、ひとつのことに気づきます。彼らは「他人からどう評価されるか」よりも、「自分たちは何を造りたいのか」を大切にしている。ワインコンクールのメダルや、誰かに与えられた評価だけを追いかけるのではない。むしろ、少し謎めいた存在でいる。
すべてを説明する必要はない。飲んだ人が自分自身で発見し、「これは何なんだ?」と考え、そしてもう一度飲みたくなる。そんなワイン。そして、そんなワイナリー。それで十分なのかもしれません。
Bent Roadのワインには、大量生産された「正解」ではなく、造り手の好奇心と、土地の個性と、少しの反骨精神があります。だからこそ、そこには本当に好きな人が集まってくる。流行だからではなく、賞を獲ったからでもなく、「このワインが好きだから。」それだけでつながる人たち。
私たちがGranite Beltに惹かれる理由も、そこにあります。ここには、まだ世界に知られていないワインがあります。そして、まだ知られていない人たちがいます。
You don’t have to follow the crowd. Sometimes, you just have to follow your curiosity. This is Bent Road. This is Granite Belt.





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この記事は、2026年9月15日のInstagram投稿をもとに再構成しました。
